お茶会の口実ゲットだね

「奈菜ちゃんママも、使えば良いよ!」保育園へお迎えに行けば、普段通り奈菜ちゃんと一緒に居る我が子。向こうのお母さんは、もう一緒に居る様子。

「遅くなっちゃったー、ごめんねー」言いながら駆け寄ると、こっちに気付く。そして何かを思い出したように冒頭の台詞を叫ぶ。

ちょ、急に何を言う?「えー…最近使い始めた洗顔石鹸なんだけど。語感が面白いっぽく、名前覚えちゃってねぇ。会う人皆に言うのよ。困っちゃう」

「確かに、言いたくなるかも。見て、もうウチの子も」えっ?と振り返り、指された方向を見れば、2人で走り回り大合唱。

「わー!ごめん」「別に実害は無いし、大丈夫よー。言いつつ、それじゃお詫びに石鹸を紹介してもらっちゃおう。大樹君にも使えば良いと思うって、言われちゃったしね!」

流石ノリの良い彼女。「んじゃ、今からウチに来る?」お茶会口実ゲットだね。大樹も遊べるから喜ぶぞ!